古い鍵が鍵穴の中でポキッと折れてしまいました

以前、自宅の玄関ドアの古い鍵が、鍵穴の中でポキッと折れてしまったということを友達から聞いたことがあります。鍵の細い部分が捻じ曲がったというのであれば、まだ家の中に入ることも可能なのかもしれません。ところが、鍵穴の途中で鍵が折れたということなので、その鍵自体も使えないのは当然ですが、何せ家の中に入ることすらできないということで大変だったようです。そのために、急いで鍵屋さんに修理の依頼をしたそうです。ただし、鍵屋さんもすぐには来てもらえなかったらしく、それまでの間、折れた鍵の部分同士をアロンアルファーで接着して引き出そうとするなど四苦八苦努力はしたようなのです。アロンアルファーで接着した工具同士でトラックか何かを引っ張るというテレビ番組を以前見たことがあります。確か、ホコタテといったタイトルの番組だったように思うのですが、その時には見事引っ張ることができたのでアロンアルファーの威力に感心しました。ところが友達の場合、折れた鍵同士くっつかなかったようなのです。時と場合によっては、アロンアルファーも効果がないのですね。ちなみに、私がそんな状況のトラブルに遭遇した場合には、鍵の断面積よりも細いドリルで穴を開けるようにして食い込ませて、引っ張り出すという方法を試してみますね。

ところで、ネットにも鍵が折れた!というトラブル例が多数掲載されています。万が一、そんなトラブルでお客さんから修理の依頼を受けた鍵屋さんの場合には、シリンダーを分解したり専用の工具を使用して取り出すようですね。それから、そんなトラブルに遭遇しないための対策についてですが、トラブルになる前の前触れとして、鍵が回りにくくなるといったことがあるようなのです。その要因には、シリンダー内の各部品の磨耗やホコリが溜まっているといったことが挙げられるのですが、ホームセンターなどには鍵穴専用の潤滑剤が販売されているようですね。